まず、結論から申し上げますと、組付けのミスです。
それも何度も同じミスをしていたということです。
場所は、チョークの部分で、キャブが異なるHには関係のない事象です。
では、解説を。
キャブ、吸気系、スロー系のトラブルと思われ、3度キャブをオーバーホール(後に行くほど徹底的に)しても直らず。
2次エアーの可能性も考慮し、インマニも交換し、AIもキャンセルして、原因を一つずつつぶしていきました。
で、3度OHしてもだめだったので、もう1台の2Fからキャブを移植しても、直らず。
ということは、キャブ自体ではない。電気系か?
うむ~と移植したキャブを見ていて、あ~~ここがちょいと変。
まさか、これか?
さて写真で説明。

まず、症状がでたのは、ダイヤフラムを交換後。
その際に、赤矢印のゴムキャップも破れていたので、新品に交換しました。
ただ、廃番となっており、代用品の番号があったので、それに交換。
同じようでちょいと違うのかな?と思いつつも取り付け完了(症状の原因・修理のために、何度も取り外し・取り付けをしており、その全てで同じミスをしていたようです。)。
で、あ~~ここがの部分は、写真では直していますが、黄色〇部分。
青矢印のチョークケーブルのパイプとゴムキャップとの接続部分ですが、ここに、パイプのピカピカ部分が5mmほど出ていました。
ピカピカ部分=本来ならゴムキャップ上端よりキャブ側にあるパイプ部分です。
今までは、ゴムを変えたからかなと思って気にもしていなかったのですが、これか~。
といいますのは、青矢印のチョークケーブルの末端のパイプ部分は、ゴムキャップ部分から↑に抜ける方向に移動可能な構造です(ただ、ケーブルの取り回し上、あまり↑方向には移動しません。)。逆にいうと、組むときにパイプ部分をしっかりキャブ側に差し込まないと、適正な位置にはいかないということです。
過去に何度も、上記のような作業をしてきており、特に意識せずともちゃんとした位置に収まっていたようですが、今回ゴムキャップを変えたことで、パイプ部分とゴム部分の収まり具合が変わったからかもしれませんが、意識してパイプをキャブ側に差し込まないと、きっちりと入らなかったようです。
以上です。
同じ形態のチョークの方は、お気をつけください。
ちょいと試走してきましたが、直っているように思えました。
追記:その後200Kmほど走りましたが、直ってました。